生体内に照射された超音波の性質で正しいのはどれか。…
午後 第95問
生体内に照射された超音波の性質で正しいのはどれか。
- (1)周波数が高いほど指向性が高い。
- (2)生体中では横波として伝播する。
- (3)筋は肺より超音波の減衰が大きい。
- (4)反射した超音波は周波数が減少する。
- (5)周波数が低いほど超音波の減衰が大きい。
正答 (1)
正答は (1)。超音波は周波数が高いほど指向性が高くなります。
探触子から出る超音波は、遠くへ行くにつれて広がっていきます。周波数が高い(波長が短い)ほど、振動子の大きさに比べて波長が小さくなり、ビームが広がりにくく、まっすぐ進みます(指向性が高い)。そのため細かい構造を見分けやすくなりますが、その代わり減衰が大きく、深い所まで届きません。
【ほかの選択肢】
(2) 生体中では横波として伝播 軟部組織の中では、媒質が進む方向に押したり引いたりされる縦波(疎密波)として伝わります 誤り
(3) 筋は肺より減衰が大きい 空気を多く含む肺では超音波が強く減衰・反射されるので、肺の方が減衰ははるかに大きくなります 誤り
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(4) 反射した超音波は周波数が減少する 止まっている物で反射しても周波数は変わりません。動いている物(血球など)で反射したときだけ、ドプラ効果で周波数が変わります(近づくと高く、遠ざかると低くなる) 誤り
(5) 周波数が低いほど減衰が大きい 減衰は周波数が高いほど大きくなります(ほぼ周波数に比例します) 誤り
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問95(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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