70 歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人の物を盗るようになり、注意されても意に介…

午後 第18問

70 歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人の物を盗るようになり、注意されても意に介さなくなった。また、些細なことで怒り出すため、対応に困った家族が主治医と相談し、デイケアに通所し、作業プログラムに参加することになった。この患者への対応で適切なのはどれか。2 つ選べ。

正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。道具を見やすい所に置き、作業を決まった手順で行わせます。 前頭側頭型認知症では、脱抑制(他人の物を盗る、注意されても意に介さない)、易怒性、常同行動、注意の転導しやすさなどがみられます。一方で、決まった手順をくり返すことは比較的得意です。 (4) 道具を見やすいところに置く 何を使うかが目で分かると、 迷わずに作業に取りかかれます 正しい (5) 作業を決まった手順で行わせる 常同的な傾向を生かし、 毎回同じ手順にすると安定して取り組めます 正しい 【ほかの選択肢】
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(1) 抽象的な指示を与える 理解しにくく、混乱や怒りのもとになります。短く具体的に伝えます 誤り (2) 作業に失敗したら叱責する 怒りやすさを強め、作業を嫌がる原因になります 誤り (3) 作業台の席替えを頻繁に行う 環境の変化は落ち着きを失わせます。席や場所は一定にします 誤り

出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ

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