神経ブロックで正しいのはどれか。…
午後 第88問
神経ブロックで正しいのはどれか。
- (1)三叉神経痛の治療に硬膜外ブロックを行う。
- (2)星状神経節ブロックの合併症に嗄声がある。
- (3)ボツリヌス毒素の作用部位は筋内神経である。
- (4)ボツリヌス毒素注射の効果持続期間は約3 日である。
- (5)ボツリヌス毒素注射はLambert-Eaton 症候群に適応がある。
正答 (2)
正答は (2)。星状神経節ブロックの合併症に嗄声があります。
星状神経節は頸部にある交感神経節で、その近くに局所麻酔薬を注射して、顔・頸・上肢の交感神経の働きを一時的に抑えるのが星状神経節ブロックです。近くを通る反回神経にも麻酔薬が及ぶと、声帯が麻痺してかすれ声(嗄声)になることがあります。
【星状神経節ブロックのおもな合併症】
嗄声(反回神経の麻痺)、Horner 症候群(ブロックが効いた
しるしとして現れる)、血管内への誤注入による中毒、気胸、出血・血腫
【ほかの選択肢】
(1) 三叉神経痛に硬膜外ブロック 三叉神経痛には三叉神経(末梢枝や半月神経節)のブロックなどを行う 誤り
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(3) ボツリヌス毒素の作用部位は筋内神経 作用するのは神経筋接合部で、神経終末からのアセチルコリンの放出を抑える 誤り
(4) 効果持続期間は約3日 効果は数日で現れ、約3〜4か月続く。そのため繰り返し投与する 誤り
(5) Lambert-Eaton 症候群に適応 神経筋接合部の病気(重症筋無力症、Lambert-Eaton 症候群など)のある人には使えない(禁忌) 誤り
出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問88(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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