A精神科病院に長期入院していたBさん(64 歳)は,地域移行支援を受けた後,1 年前からC生活介護事業所を利用しながら地…

現代の精神保健の課題と支援 第12問

A精神科病院に長期入院していたBさん(64 歳)は,地域移行支援を受けた後,1 年前からC生活介護事業所を利用しながら地域のアパートで一人暮らしをしている。Bさんの食生活は整っており,血圧・血糖値・コレステロールや中性脂肪には問題がなかった。しかし近頃は,長年の運動不足から筋力が低下したことによって,短時間の歩行でも息切れをし,足が上がりにくくC事業所内の階段もすぐには上れない状態が目立ち始めた。そこでC事業所では,Bさんやほかの利用者の状況も鑑み,運動プログラムを取り入れ,Bさんにも参加してもらうよう促すことにした。次のうち,Bさんの状態を表す症候群として,適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (3)
正答は (3)。適切なのはこれです。 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は、骨・関節・筋肉などの運動器の衰えにより、立つ・歩くといった移動の機能が低下した状態です。日本整形外科学会が提唱しました。Bさんは、運動不足から筋力が落ち、短時間の歩行でも息切れし、足が上がりにくく、階段もすぐには上れなくなっています。移動の機能の低下であり、ロコモティブシンドロームに当たります。運動プログラムによる予防・改善が勧められます。 【ほかの選択肢】 (1) コルサコフ症候群は、ビタミンB1の欠乏などで起こる、
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記憶障害・作話・見当識障害を特徴とする状態です。 誤り (2) メタボリック症候群は、内臓脂肪型の肥満に、高血圧・高血糖・ 脂質異常のうち2つ以上が重なった状態です。Bさんは血圧・ 血糖値・脂質に問題がありません。 誤り (4) 悪性症候群は、抗精神病薬などで起こる重い副作用で、高熱、 筋強剛、意識障害、CK(クレアチンキナーゼ)の上昇などがみられます。 誤り (5) ガンザー症候群は、簡単な質問に的外れな答えをする (的外れ応答)などを特徴とし、拘禁状況などでみられます。 誤り

出典:精神保健福祉士国家試験 第27回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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