製造業を営む企業Aでは,近年離職者や休職者が増加し,経営上の課題となっていた。精神保健福祉士の資格を持つ人事担当者は,管…

現代の精神保健の課題と支援 第12問

製造業を営む企業Aでは,近年離職者や休職者が増加し,経営上の課題となっていた。精神保健福祉士の資格を持つ人事担当者は,管理職による個々の従業員の労務・心理的環境の把握に課題があると考え,管理職を対象として従業員のメンタルヘルスの管理向上を目的とした対策を計画した。まず管理職に対し年間を通して複数回の研修を行い,メンタルヘルスに関する全般的知識やコーチング,各種のハラスメントに関する理解の促進を図った。さらに部署ごとに職員全体の業務負荷とバランスを検討し,管理職間で改善策を作成することとした。次のうち,人事担当者が改善しようとしたケアとして,適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (3)
正答は (3)。適切なのはこれです。 厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」は、職場のメンタルヘルスケアを「4つのケア」で進めるとしています。 ・セルフケア:労働者自身が行うケア ・ラインによるケア:管理監督者が行うケア ・事業場内産業保健スタッフ等によるケア ・事業場外資源によるケア 人事担当者は、管理職による従業員の状況の把握に課題があると考え、管理職への研修や、部署ごとの業務負荷の検討・改善策の作成を計画しています。管理監督者による職場環境の改善や部下への対応は、ラインによるケアです。
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【ほかの選択肢】 (1) プライマリヘルスケアは、1978年のアルマ・アタ宣言で示された、 住民の参加による基本的な保健医療の考え方です。 誤り (2) セルフケアは、労働者自身がストレスに気づき対処するケアで、 管理職を対象とした対策ではありません。 誤り (4) 事業場外資源によるケアは、外部の専門機関などを活用する ケアです。 誤り (5) グリーフケアは、大切な人を亡くした人の悲嘆に寄り添う支援です。 誤り

出典:精神保健福祉士国家試験 第28回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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