事例を読んで,地域包括支援センターのA社会福祉士がこの段階で行う援助に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びな…
ソーシャルワークの理論と方法(共通) 第74問
事例を読んで,地域包括支援センターのA社会福祉士がこの段階で行う援助に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Bさん(75 歳,女性)は,一人暮らしが不安になり,長男家族と同居することになったが,転居後すぐに自宅に閉じこもるようになった。心配した長男が地域包括支援センターを訪ね「以前は,社交的で友人と外出することもあったが,それがなくなり心配」と相談した。Aは,Bさんと数回の面接を行った。Bさんは「長男家族が食事内容を私に合わせて作ってくれるのが,申し訳ない」「人と話すのが好きで,前に住んでいた地域では毎日楽しかった。きっかけがあれば外に出たい」と語った。Bさんは要支援1 の認定を受けている。Aは,得られた情報を踏まえてBさんの支援計画を立てようと考えている。
- (1)Bさんに元の地域に戻ってみても良いのではないかと助言する。
- (2)Bさんと長男家族との関係修復を行い,閉じこもりを解消する。
- (3)Bさんの食事は給食サービスを利用し,食事は家族と別にしても良いのではないかと助言する。
- (4)Bさんの社交性は強みなので,地域の茶話会への参加を促す。
- (5)代弁者として,Bさんの意向を長男に伝える。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
Bさんは「人と話すのが好き」「きっかけがあれば外に出たい」と語っており、以前も社交的で友人と外出していました。この社交性はBさんの強み(ストレングス)です。新しい地域で人とつながるきっかけとして、地域の茶話会への参加を促すのは、本人の希望と強みに沿った支援計画です。
【ほかの選択肢】
(1) Bさんは一人暮らしが不安で長男家族と同居することにした
のであり、元の地域に戻るよう助言するのは本人の意向に沿いません。 誤り
(2) 事例からは、長男家族との関係が壊れているとは読み取れません。
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Bさんは家族の気遣いを「申し訳ない」と感じているだけです。 誤り
(3) 食事を家族と別にすることは、Bさんの閉じこもりの解消や
外出の希望とは関係がなく、家族の思いも損ないます。 誤り
(5) Bさんは自分の思いをAに語れており、いま代弁が必要な
状況ではありません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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