A市こども家庭センターでは,担当圏域の地域住民を対象に,児童虐待の発生予防に向けた活動への協力意向について多肢選択法によ…
社会福祉調査の基礎 第81問
A市こども家庭センターでは,担当圏域の地域住民を対象に,児童虐待の発生予防に向けた活動への協力意向について多肢選択法による質問紙調査を実施することにした。その際,用いる質問文として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)「あなたは,児童虐待を防止するための活動や,児童虐待があった家庭を支援するための活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1 つを選択してください」
- (2)「児童虐待を予防するためには地域で協力することが必要不可欠ですが,あなたは,地域での見守り活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1 つを選択してください」
- (3)「あなたは,ネグレクトされている児童の早期発見に向けて,地域でのアセスメント活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1 つを選択してください」
- (4)「あなたは,児童虐待の予防に向けた小学校での取組に協力したいと思いますか。あてはまるもの1 つを選択してください」
- (5)「あなたは,虐待を受けた児童の心理面を支える活動に,地域のニートが協力することについて,どのようにお考えですか。あてはまるもの1 つを選択してください」
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
質問文は、一つの質問で一つのことだけを尋ね、回答を誘導せず、誰にでもわかる言葉で書くのが原則です。(4) は「小学校での取組に協力したいか」という一つの事柄を、中立的な言葉で尋ねており、この原則に合っています。
【ほかの選択肢】
(1) 「防止するための活動」と「家庭を支援するための活動」の
2つを一度に尋ねるダブルバーレル質問で、どちらに答えたのかがわからなくなります。 誤り
(2) 「地域で協力することが必要不可欠ですが」という前置きが、
協力すると答えるよう誘導しています(誘導質問)。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 「ネグレクト」「アセスメント活動」は、一般の住民には
わかりにくい専門用語です。 誤り
(5) 「ニート」という偏見を含む言葉を使っており、調査の目的
(住民自身の協力意向)とも合っていません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「社会福祉調査の基礎」のほかの問題
- 第38回(令和7年度) 第81問A市では,市内の小中学生を対象とする生活実態調査を行うこととなった。本調査の検討を行う委
- 第38回(令和7年度) 第82問統計法に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第83問インタビューデータの整理と分析に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第84問事例を読んで,次のうち,社会福祉法人A会が行った評価・分析の方法に該当するものとして,最
- 第38回(令和7年度) 第79問高齢者の通所型サービス事業を経営するA社会福祉法人では,地域における公益的な取組の内容を
- 第38回(令和7年度) 第80問調査デザインに関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
スポンサーリンク

