次の記述のうち,多文化ソーシャルワーク(Multicultural Social Work)について著したスー(Sue,…
ソーシャルワークの基盤と専門職(共通) 第67問
次の記述のうち,多文化ソーシャルワーク(Multicultural Social Work)について著したスー(Sue, D.W.)による言説として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)文化的コンピテンス(Cultural Competence)を「ソーシャルワーカーの最適な発達を最大限に促したり,そのための環境を創出する教育的能力」と捉えた。
- (2)マイクロアグレッション(Microaggression)を「不特定多数の者に対して突発的に行う,根拠なき侮蔑行為」と捉えた。
- (3)文化(Culture)を「歴史の中で,人々が,行い,信じ,大切にし,そして享受するために学んだすべてのこと」と捉えた。
- (4)バイカルチュラリズム(Biculturalism)を「二つの異なる文化圏で誕生したアメリカ社会が人々の生活を拘束していること」と捉えた。
- (5)人種/民族の曖昧さ(Racial/Ethnic Ambiguity)を「多文化社会での暮らしや雑婚により,自身の人種・民族的なアイデンティティが曖昧さの中で失われること」と捉えた。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
スーは、文化を、人々が歴史の中で、行い、信じ、大切にし、享受するために学んできたすべてのことと、広くとらえました。言語や習慣だけでなく、価値観や生活のしかたまで含む考え方です。
【ほかの選択肢】
(1) スーの文化的コンピテンスは、クライエントやクライエント・
システムの最適な発達を最大限に促す行動をとり、そのための条件を作り出す能力です。ソーシャルワーカー自身の発達を促す教育的能力ではありません。 誤り
(2) マイクロアグレッションは、周縁化された集団に属する人に
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向けられる、日常的でささいな言動による侮辱や軽視で、意図せずに行われることも多いとされます。不特定多数への突発的な行為ではありません。 誤り
(4) バイカルチュラリズムは、個人が2つの文化の中でそれぞれに
適応して暮らせることを指します。社会が人々を拘束する
ことではありません。 誤り
(5) 人種・民族の曖昧さは、外見などから他者にその人の人種や
民族が判別されにくいことなどを指す言葉で、アイデンティティを失うことを意味するものではありません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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