親族間の犯罪に関する特例について次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討した場合,誤っているものはどれか。…
刑法 刑法 第10問
親族間の犯罪に関する特例について次の1から5までの各記述を判例の立場に従って検討した場合,誤っているものはどれか。
- (1)甲が,実母乙の使用するタンスから,乙がその友人丙から預かり同タンスに保管していた丙所有の宝石を窃取した場合,甲の窃取行為について刑は免除されない。
- (2)甲が,実父乙の内縁の妻である丙が乙から預かり保管していた乙所有の時計を窃取した場合,甲の窃取行為について刑は免除されない。
- (3)甲は,家庭裁判所から実父乙の成年後見人に選任されていたところ,後見の事務として業務上預かり保管中の乙の預金を引き出して自己の借金の返済に充てた場合,甲の横領行為について刑は免除されない。
- (4)甲が,友人乙を教唆して,乙の実父丙が所有し,管理している自動車を窃取させた場合,甲の窃盗教唆行為について刑は免除されない。
- (5)甲が,同居していない祖父乙を恐喝して同人から現金の交付を受けた場合,甲の恐喝行為について刑は免除されない。
正答 (5)
正答は (5) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「甲が,同居していない祖父乙を恐喝して同人から現金の交付を受けた場合,甲の恐喝行為について刑は免除されない。」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:2020年(令和2年) 司法試験 短答式試験 刑法 第10問(法務省 公表)出典元ページ
最終更新日
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