オーバーバイトが小さく、ハイアングルを伴う成長期の骨格性上顎前突に対して上顎顎外固定装置を用いた矯正歯科治療を行うことと…

B問題 第21問

オーバーバイトが小さく、ハイアングルを伴う成長期の骨格性上顎前突に対して上顎顎外固定装置を用いた矯正歯科治療を行うこととした。牽引方向の写真(別冊No. 5)を別に示す。適切な牽引方向はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第21問の写真
正答 (5)
正答は (5)。オーバーバイトが小さいハイアングルの症例には、上後方へ引くハイプルのヘッドギア(オ)を使います。 【見るところ】 ア・イは口から前方へ向かう牽引、ウは後下方(首の方向)、エは水平に後方、オは後上方(頭頂の方向)への牽引です。 上顎顎外固定装置は上顎大臼歯に後方への力をかけます。頸部牽引(ウ)では大臼歯が挺出して下顎が後下方へ回転し、開咬やハイアングルが悪化します。後上方へ引くハイプル(オ)では大臼歯の挺出を抑え(圧下の方向の力)、下顎の後方回転を防げます。 【ほかの選択肢】
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(1) ア 上顎前方牽引装置の方向で、上顎前突には使わないので 誤り (2) イ 前下方への牽引で、上顎前突には使わないので 誤り (3) ウ 頸部牽引で、大臼歯が挺出してオーバーバイトがさらに小さくなるので 誤り (4) エ 水平牽引で、ハイアングルの症例には上方への力が足りないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問21(厚生労働省 公表)出典元ページ

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