前歯部開咬を呈するのはどれか。2 つ選べ。…
B問題 第29問
前歯部開咬を呈するのはどれか。2 つ選べ。
- (1)顎放線菌症
- (2)茎状突起過長症
- (3)痛風性顎関節炎
- (4)進行性下顎頭吸収
- (5)両側関節突起骨折
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。下顎頭が吸収されたり関節突起が折れたりすると下顎枝が短くなり、臼歯が先に当たって前歯が開きます。
両側の関節突起骨折では、骨片が外側翼突筋に引かれて前内方へずれ、下顎枝の高さが減ります。その結果、下顎が後方へ回転して臼歯だけが当たり、前歯部が開咬になります。進行性下顎頭吸収でも同じ仕組みで、少しずつ前歯部の開咬が進みます。
【ほかの選択肢】
(1) 顎放線菌症 板状の硬結と多数の瘻孔を作る感染症なので 誤り
(2) 茎状突起過長症 嚥下時の咽頭の痛みや違和感が出るので 誤り
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(3) 痛風性顎関節炎 関節の痛みと腫れが主で、前歯部開咬の典型ではないので 誤り
【注意】
片側の関節突起骨折では、下顎は患側へ偏り、患側の臼歯が早く当たって健側が開く。
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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