84 歳の女性。上顎義歯の人工歯脱落による審美不良を主訴として来院した。義歯は約8 年前に装着しており、咀嚼時に上顎右側…

B問題 第28問

84 歳の女性。上顎義歯の人工歯脱落による審美不良を主訴として来院した。義歯は約8 年前に装着しており、咀嚼時に上顎右側側切歯と犬歯の人工歯が脱落したが、それ以外に問題はないという。診察の結果、義歯修理を行うこととした。修理前の義歯の写真(別冊No. 9)を別に示す。義歯修理で行う処置はどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第28問の写真
正答 (2)(3)(4)
正答は (2)と(3)と(4)。脱落した人工歯を再び使い、ピックアップ印象で位置を写して付け直し、再び外れないよう偏心位での咬合を調整します。 【見るところ】 上顎の部分床義歯(金属床)で、前歯部のレジン床から右側側切歯と犬歯の人工歯が外れ、外れた2本の人工歯が手前に置かれています。床そのものに破損は無いと読めます。 義歯を口の中に入れたまま印象をとり、義歯ごと取り出す(ピックアップ印象)と、残存歯・顎堤・義歯の位置関係を正しく写した模型ができます。その上で外れた人工歯を元の位置に付け直します。咀嚼中に外れたので、側方運動などの偏心位で前歯に強い力がかからないように咬合を調整します。
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【ほかの選択肢】 (1) 補強線の埋入 床が割れたときの修理の処置なので 誤り (5) デンチャースペースの記録 義歯を新しく作るときの記録なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ

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