右側口底部の違和感を主訴として来院した患者の、初診時の口腔内写真(別冊No. 15A)とエックス線画像(別冊No. 15…
B問題 第42問
右側口底部の違和感を主訴として来院した患者の、初診時の口腔内写真(別冊No. 15A)とエックス線画像(別冊No. 15B)を別に示す。インフォームドコンセントにおいて、治療を行わない場合の説明で適切なのはどれか。1 つ選べ。
- (1)「口が乾く可能性があります」
- (2)「顎の下が腫れる可能性があります」
- (3)「口が開かなくなる可能性があります」
- (4)「舌が動きにくくなる可能性があります」
- (5)「舌の感覚が鈍くなる可能性があります」
正答 (2)
正答は (2)。右の顎下腺管に唾石があり、放っておくと唾液がせき止められて、顎下部が腫れたり顎下腺炎になったりします。
【見るところ】
写真Aでは右の舌下小丘の付近が赤く腫れています。咬合法のX線画像Bでは、右の口底に下顎の内側から離れた楕円形の不透過像があり、顎下腺管(Wharton管)の唾石と読めます。
唾石があると、食事で唾液が出るときに管がふさがれ、顎下部が腫れて痛みます(唾仙痛)。感染が加わると顎下腺炎になります。
【ほかの選択肢】
(1) 片側の顎下腺管の唾石だけで口の乾きは起こりにくいので 誤り
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(3) 開口障害は口底の唾石では起こりにくいので 誤り
(4) 舌の運動障害は舌下神経の障害で起こり、唾石とは関係がないので 誤り
(5) 舌の感覚低下は舌神経の障害で起こり、唾石そのものでは起こらないので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問42(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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