右側顎下腺摘出術を受けた患者の術後の下唇運動時の写真(別冊No. 4)を別に示す。障害されているのはどれか。1 つ選べ。…
C問題 第24問
右側顎下腺摘出術を受けた患者の術後の下唇運動時の写真(別冊No. 4)を別に示す。障害されているのはどれか。1 つ選べ。
- (1)舌神経
- (2)顔面神経
- (3)舌下神経
- (4)大耳介神経
- (5)オトガイ神経
正答 (2)
正答は (2)。顎下腺摘出術で顔面神経の下顎縁枝が傷つき、術側の口角下制筋・下唇下制筋が動かず、下唇を下げられません。
【見るところ】
下唇を下げる動作をしたとき、左側(患者の左)の下唇は下がって歯が見えていますが、右側(術側)の下唇は下がらず、左右が非対称です。
顔面神経の下顎縁枝は、下顎角の付近で顎下腺の外側を通ります。顎下部の切開や顎下腺の摘出で傷つきやすく、術後に下唇の運動麻痺が出ます。
【ほかの選択肢】
(1) 舌神経の障害では舌の知覚が鈍くなり、下唇の運動は保たれるので 誤り
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(3) 舌下神経の障害では舌の運動が悪くなるので 誤り
(4) 大耳介神経は耳介周囲の知覚の神経で、運動には関係しないので 誤り
(5) オトガイ神経の障害では下唇の知覚が鈍くなるが、運動は保たれるので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問24(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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