上下顎全部床義歯を新製する際の、咬合器上のろう義歯の写真(別冊No. 39A)と口腔内試適時の写真(別冊No. 39B)…

C問題 第86問

上下顎全部床義歯を新製する際の、咬合器上のろう義歯の写真(別冊No. 39A)と口腔内試適時の写真(別冊No. 39B)を別に示す。B のようになった原因と考えられる不備のあった操作はどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第86問の写真
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。咬合器装着と顎間関係記録です。 【見るところ】 咬合器上のろう義歯(別冊No. 39A)では、上下の前歯が正しく接触し、適正な被蓋で排列されています。口腔内試適時(別冊No. 39B)では、前歯部の上下の間に隙間があり、咬合器上と口の中とで咬合の状態が一致していません。 咬合器の上の上下の関係が、口の中の上下顎の関係を正しく再現していないと、このずれが起こります。原因は、 顎間関係記録:咬合採得のときに下顎がずれた位置(前方・側方へ偏った位置や、咬合床が浮いた状態)で記録した
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咬合器装着:咬合床が模型にきちんと戻っていない、石膏の硬化膨張で模型の位置が変わったなど、装着の操作で記録した関係が狂った のいずれかです。試適でこのようなずれがあれば、咬合採得をやり直して咬合器に再装着します。 【ほかの選択肢】 (1) 筋圧形成  義歯床の辺縁の形を決める操作。上下の咬合関係のずれの原因ではない 誤り (3) 人工歯排列  咬合器の上では適正に排列されており、排列の不備ではない 誤り (5) 咬合床への正中線記入  不備なら正中のずれとして現れる。上下の前歯の隙間の原因ではない 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問86(厚生労働省 公表)出典元ページ

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