59 歳の男性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。歯髄電気診に生活反応を示した。初診時の口腔内写真(別冊N…

C問題 第23問

59 歳の男性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。歯髄電気診に生活反応を示した。初診時の口腔内写真(別冊No. 3A)、窩洞形成終了後の口腔内写真(別冊No. 3B)、接着処理を行った後の修復操作中の口腔内写真(別冊No. 3C)及び修復操作後の口腔内写真(別冊No. 3D)を別に示す。この充塡法で得られる効果はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第23問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第23問の写真(2/2)
正答 (5)
正答は (5)。大きな窩洞をコンポジットレジンで1咬頭ずつ積み上げて重合する積層充塡で、重合収縮の応力を減らしてコントラクションギャップを防ぎます。 【見るところ】 写真Bは窩洞形成後の大きな咬合面の窩洞です。写真Cではレジンを咬頭ごとに分けて盛り、一部の咬頭が先に作られ、残りの部分がまだ空いています。写真Dで修復が終わっています。 レジンは重合で縮みます。一度に多くを入れると、窩壁から引きはがす力が強くなり、窩壁とのあいだに隙間(コントラクションギャップ)ができます。少しずつ積んで、接着面に対する自由面の割合を大きく保つと、応力が減ります。
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【ほかの選択肢】 (1) 研磨性はレジンの材料(フィラー)で決まり、充塡法では変わらないので 誤り (2) 透明性もレジンの材料で決まるので 誤り (3) 象牙質の即時封鎖は間接修復で形成直後に接着材を塗る方法なので 誤り (4) 遊離エナメル質の保護は充塡法の目的ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問23(厚生労働省 公表)出典元ページ

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