マルチブラケット装置を用いて骨格性下顎前突の改善を図ることとした。矯正歯科治療中の口腔内写真(別冊No. 18)を別に示…

C問題 第50問

マルチブラケット装置を用いて骨格性下顎前突の改善を図ることとした。矯正歯科治療中の口腔内写真(別冊No. 18)を別に示す。治療目標として適切なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第50問の写真
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。下顎の歯列を後方の固定源から引いて、下顎大臼歯を遠心に動かし、下顎前歯を舌側に下げて反対咬合を直します。 【見るところ】 上下の歯列にマルチブラケット装置が付き、下顎の左右の臼歯部の歯肉にある固定源(歯科矯正用アンカースクリューと読める)から、前方のフックへクローズドコイルスプリング(引っ張りばね)が掛かっています。 骨格性の下顎前突を手術せずに歯の移動で補う(カムフラージュ治療)場合、下顎の歯列全体を後方へ動かして前歯の被蓋を改善します。歯に頼らない固定源を使うと、大臼歯の遠心移動ができます。
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【ほかの選択肢】 (1) 下顎前歯の挺出は開咬の改善などで行い、この治療の目標ではないので 誤り (2) 下顎大臼歯の挺出は下顎を後下方に回転させるが、この装置の力の向きではないので 誤り (5) 下顎大臼歯の頰側傾斜は歯列の側方拡大で、この治療の目標ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問50(厚生労働省 公表)出典元ページ

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