55 歳の女性。上顎左側第一大臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、支台築造後に金属冠を装着…

B問題 第30問

55 歳の女性。上顎左側第一大臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、支台築造後に金属冠を装着することとした。製作した支台築造体の写真(別冊No. 9A)と支台築造体試適時の口腔内写真(別冊No. 9B)を別に示す。次に示す5 つのステップのうち、3 番目に行うのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第30問の写真
正答 (2)
正答は (2)。イの装着です。 【見るところ】 A:上顎第一大臼歯の分割コア(分割支台築造体)です。ア は別に作った1本のポスト(中ほどに切り込みがある)、イ はほかの根管へ入るポストと一体になったコアの本体で、ア を通す穴があいています。右の写真では、イ の穴にア を通して組み合わせています。 B:口の中で試適し、ア が イ の穴を通って根管に入っています。 大臼歯は根管どうしが平行でないため、1つの方向からすべての根管にポストを入れると、根管を削りすぎてしまいます。そこで、本体(イ)とは別の方向に入るポスト(ア)を分けて作り、口の中で組み合わせます。装着の手順は次のとおりです。
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1 サンドブラスト処理(被着面を清掃し、接着しやすくする) 2 セメントの塗布 3 イ(本体)の装着 4 ア(別のポスト)を イ の穴から根管へ装着 5 イ の上に飛び出したポストの余剰部の削除 本体を先に入れないと、ア を通す穴の位置が決まりません。 【ほかの選択肢】 (1) アの装着  4番目 誤り (3) セメントの塗布  2番目 誤り (4) サンドブラスト処理  1番目 誤り (5) ポスト余剰部の削除  5番目。装着してセメントが硬化した後に行う 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ

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