7 歳の男児。下の前歯が生えてこないことを主訴として来院した。食事で困っていることはないが、いつ生えてくるか知りたいとい…

C問題 第38問

7 歳の男児。下の前歯が生えてこないことを主訴として来院した。食事で困っていることはないが、いつ生えてくるか知りたいという。初診時の口腔内写真(別冊No. 11A)とエックス線画像(別冊No. 11B)を別に示す。現時点で確認できる永久歯数(本)はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第38問の写真
正答 (4)
正答は (4)。19本です。 【見るところ】 口腔内写真(別冊No. 11A)では、上顎中切歯と上下の第一大臼歯が萌出していますが、下顎の前歯部は歯が少なく空いていて、永久切歯は萌出していません。パノラマエックス線画像(別冊No. 11B)では、下顎切歯部に永久歯の歯胚が見えず、ほかの部位にも歯胚の見えないところがあります。 7歳では、第三大臼歯を除く永久歯28本は、萌出しているか顎骨の中で歯胚として確認できるのがふつうです。この症例で、萌出している永久歯と顎骨の中の歯胚を合わせると19本と数えられ、多数の永久歯の先天欠如があります。下顎の前歯はもともと歯胚が無いため、萌出してくることはありません。
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なお、第三大臼歯の歯胚の石灰化は一般に8〜10歳ごろから始まるので、7歳の画像で見えなくても欠如とはいえません。 【ほかの選択肢】 (1) 6  口の中に萌出している永久歯だけの数に近く、顎骨の中の歯胚を数えていない 誤り (2) 13  歯胚の数え落とし 誤り (3) 17  歯胚の数え落とし 誤り (5) 23  実際に確認できる数より多い 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ

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