58 歳の男性。下顎左側第一大臼歯部からの排膿を主訴として来院した。1 年前から気付いていたがそのままにしていたという。…
B問題 第73問
58 歳の男性。下顎左側第一大臼歯部からの排膿を主訴として来院した。1 年前から気付いていたがそのままにしていたという。トンネリング後の再評価時の口腔内写真(別冊No. 24A)とエックス線画像(別冊No. 24B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。セルフケアに使用するのに適切なのはどれか。2 つ選べ。
- (1)洗口剤
- (2)歯ブラシ
- (3)口腔洗浄器
- (4)歯間ブラシ
- (5)ラバーチップ
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。歯ブラシと歯間ブラシです。
【見るところ】
再評価時の口腔内写真(24A)とエックス線画像(24B)では、下顎左側第一大臼歯の根分岐部が頰舌に通じたトンネルになっています。
表では、第一大臼歯は根分岐部病変3度、ポケットは2〜3 mmと浅く、出血はわずかです。
トンネリングは、3度の根分岐部病変の歯の分岐部を頰舌に通るトンネルにして、患者自身が清掃できるようにする方法です。セルフケアでは、(2) 歯ブラシで歯面を磨き、(4) トンネルの大きさに合った歯間ブラシを頰側と舌側から通して、分岐部の根面を清掃します。露出した根面は齲蝕になりやすいので、フッ化物の応用も考えます。
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【ほかの選択肢】
(1) 洗口剤 プラークを機械的に落とせず、補助にとどまる 誤り
(3) 口腔洗浄器 水流で付着したプラークは十分に落とせない 誤り
(5) ラバーチップ 歯間乳頭のマッサージなどに使う。トンネルの清掃には歯間ブラシが適する 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問73(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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