56 歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上顎左側と下顎右側欠損部にインプラント義歯による治療を行うこととした。上顎…

B問題 第82問

56 歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上顎左側と下顎右側欠損部にインプラント義歯による治療を行うこととした。上顎左側に製作した上部構造と模型の写真(別冊No. 34A)、下顎右側に製作した上部構造と模型の写真(別冊No. 34B)を別に示す。Aに比べてBの構造が有利なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第82問の写真
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。Bはアバットメントを介して粘膜より上で上部構造を連結しており、着脱のときに粘膜をこすらず、ねじの緩みや破損がインプラント体に及びにくくなります。 【見るところ】 Aは上部構造の基底部に、インプラント体へ直接つなぐ連結部が付き、模型では歯肉の高さにインプラント体の頭が見えます。Bは模型のインプラント体の上にアバットメントが立ち、上部構造はその上に装着します。 インプラント体に直接つなぐ方式では、外すたびに上部構造が歯肉の中を通るので、粘膜を傷めます。アバットメントを介すと連結部が粘膜の外に出て、過大な力や緩みはまずアバットメント側で受け止められます。
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【ほかの選択肢】 (1) 審美性は粘膜の中から立ち上げられるAのほうが有利なので 誤り (2) 被圧変位性はどちらもインプラント支持で差はないので 誤り (3) 咬合接触状態は上部構造の形で決まり、連結の方式の差ではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問82(厚生労働省 公表)出典元ページ

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