頸静脈孔を通過する神経の損傷によって生じるのはどれか。2 つ選べ。…
A問題 第47問
頸静脈孔を通過する神経の損傷によって生じるのはどれか。2 つ選べ。
- (1)嗄 声
- (2)嚥下障害
- (3)開口障害
- (4)咀嚼障害
- (5)舌前方2/3 の知覚障害
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。嗄声と嚥下障害です。
頸静脈孔を通る脳神経は、舌咽神経(Ⅸ)、迷走神経(Ⅹ)、副神経(Ⅺ)です(ほかに内頸静脈が通ります)。
(1) 嗄声 迷走神経の枝の反回神経(喉頭の筋)の障害で、声帯が
動かなくなって起こる
(2) 嚥下障害 舌咽神経・迷走神経の障害で、咽頭の感覚・運動が
落ちて起こる
副神経の障害では、胸鎖乳突筋と僧帽筋の筋力低下(肩が上がらない)が起こります。この3つが障害されるものを頸静脈孔症候群(Vernet症候群)といいます。
【ほかの選択肢】
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(3) 開口障害 咀嚼筋を支配する下顎神経(卵円孔を通る)の障害や、咀嚼筋の炎症などで起こる 誤り
(4) 咀嚼障害 下顎神経(卵円孔)の障害で起こる 誤り
(5) 舌前方2/3の知覚障害 舌神経(下顎神経の枝)の障害で起こる 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問47(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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