12 歳の男児。歯の変色を主訴として来院した。萌出時は問題なかったが、次第に気になってきたという。初診時の口腔内写真(別…

A問題 第52問

12 歳の男児。歯の変色を主訴として来院した。萌出時は問題なかったが、次第に気になってきたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 13)を別に示す。変色の原因特定のために確認するのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第52問の写真
正答 (5)
正答は (5)。摂取飲料の嗜好です。 【見るところ】 口腔内写真(別冊No. 13)では、上顎の前歯・犬歯の歯頸部寄りや、下顎の歯の歯頸部に、白く濁った帯状・斑状の部分(白斑)があります。歯肉縁に沿った、プラークのたまりやすい部位にそろって出ていると読めます。 萌出したときは問題がなく、その後しだいに目立ってきたので、歯の形成期の異常(フッ素症、エナメル質形成不全、薬による着色)ではなく、萌出後のエナメル質の脱灰(初期齲蝕の白斑)が考えられます。原因を探るため、スポーツドリンクや炭酸飲料、乳酸菌飲料など、糖や酸を含む飲み物をよく飲むかを確かめます。
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【ほかの選択肢】 (1) 外傷の既往  外傷による変色は、ふつう1本〜数本の歯に起こり、歯髄の壊死で灰色に変わる 誤り (2) 離乳の時期  この年齢の永久歯の変色とは関係しない 誤り (3) 口呼吸の有無  前歯部の歯肉炎の原因になるが、多くの歯の歯頸部の白斑の原因とは考えにくい 誤り (4) 常用薬の有無  テトラサイクリン系抗菌薬による着色は歯の形成期に起こり、萌出時から見られる 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問52(厚生労働省 公表)出典元ページ

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