円形開口を通過した光線によって、開口部から遠く離れた観察平面上に同心円状の明暗のパターン(別冊No. 1)がみられた。こ…

午前 第14問

円形開口を通過した光線によって、開口部から遠く離れた観察平面上に同心円状の明暗のパターン(別冊No. 1)がみられた。この現象に関係するのはどれか。

視能訓練士 2024年(令和6年) 第14問の図
正答 (1)
正答は (1)。この同心円の明暗のパターンは回折によるものです。 別冊の図は、中心の明るい円板のまわりに暗い輪と明るい輪が交互に並ぶ像で、円形の開口による回折像(Airy パターン)です。光は波の性質をもつので、小さな開口を通ると後ろ側に回り込んで広がり、広がった光どうしが強め合う所と弱め合う所が同心円状に現れます。 眼では瞳孔が円形の開口に当たり、瞳孔が小さいほど回折の広がりが大きくなります。縮瞳しすぎると網膜像がかえってぼけるのはこのためです。 【ほかの選択肢】 (2) 干渉 誤り
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回折像の明暗も波の重なりで生じますが、円形の開口を通った光が遠くで同心円の模様をつくる現象は「回折」と呼びます。干渉は、2つ以上の光の波を重ねたときの強め合い・弱め合いを指します(薄膜の干渉縞など)。 (3) 散乱 誤り 小さな粒子で光が四方へ散る現象です(白内障の混濁による散乱光など)。 (4) 反射 誤り 境界面で光がはね返る現象です。 (5) 偏光 誤り 光の振動の向きがそろった状態で、同心円の模様の原因ではありません。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ

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