光軸に垂直な平面上の格子パターン(中央)と、この格子パターンをレンズA とB を通して映った像A 及び像B(別冊No. …
午前 第14問
光軸に垂直な平面上の格子パターン(中央)と、この格子パターンをレンズA とB を通して映った像A 及び像B(別冊No. 2)を別に示す。A 及びB の収差はどれか。
- (1)球面収差
- (2)コマ収差
- (3)像面湾曲
- (4)非点収差
- (5)歪曲収差
正答 (5)
正答は (5)。A も B も歪曲収差です。
【見るところ】
像A は、格子の外側の辺が外へふくらみ、四隅が内側に寄っています(樽型)。像B は、外側の辺が内側にへこみ、四隅が外へ引き伸ばされています(糸巻き型)。どちらも格子の線はくっきりしたままで、ぼけてはいません。形だけが中心からの距離に応じてゆがんでいます。
歪曲収差は、像の倍率が光軸からの距離によって変わるために起こる収差です。周辺ほど倍率が小さくなると樽型、大きくなると糸巻き型になります。像のぼけを伴わないのが特徴です。眼鏡では、強い凸レンズで糸巻き型、強い凹レンズで樽型のゆがみが見えます。
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【ほかの選択肢】
(1) 球面収差 レンズの周辺を通る光と中心を通る光の焦点がずれ、像がぼける 誤り
(2) コマ収差 斜めから入る光の点像が尾を引いた彗星のような形になる 誤り
(3) 像面湾曲 ピントの合う面が平面でなく曲面になり、中心と周辺で同時にピントが合わない 誤り
(4) 非点収差 斜めの光で、方向によって焦点の位置が異なり、点が線状に広がる 誤り
出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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