耳閉塞について、正しいものはどれか。…
操縦教育一般 第33問
耳閉塞について、正しいものはどれか。
- (1)航空機の降下に伴ってキャビン内の気圧は上昇するが、中耳内で膨脹した空気は耳管(欧氏管)を押し開いて鼻孔から外気に逃げ出し、中耳内の圧力と外気の圧力とが等しくなるような調整機能を人間の体は有している。
- (2)航空機の上昇中は、耳管(欧氏管)を通じて空気が中耳内に自然には入りにくいことがあるので、パイロットはある時間毎に唾をのみ込んだりあくびをしたりして自分で耳管を開いて中耳内外の気圧を等しくしてやらなければならない。
- (3)風邪やのどの痛みあるいは鼻アレルギーの状態にあると耳管(欧氏管)の周りが充血して通気が困難になり、その結果中耳と外気の気圧差が増大する。そのため、経口の充血低減薬によって防止するのが望ましい。
- (4)耳閉塞は激しい痛みと聴力の喪失を伴い、極端な場合は飛行中または着陸後に鼓膜が破れる事もある。
正答 (4)
正答は (4)。耳閉塞は激しい痛みと聴力の低下を伴い、ひどいときは飛行中や着陸後に鼓膜が破れることもあるので、これが正しいです。
耳管(欧氏管)は、中耳から鼻へ空気を出すのは容易でも、外から中耳へ入れるのは難しい構造です。そのため、中耳の気圧が外より低くなる降下中に、耳閉塞が起こりやすくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 中耳の空気が膨らんで耳管を押し開き、自然に抜けるのは、キャビンの気圧が下がる上昇中なので 誤り
(2) 空気が中耳に入りにくく、つばを飲み込むなどで耳管を開く必要があるのは降下中なので 誤り
(3) 経口の充血低減薬には操縦の能力を下げることがある副作用があるとされ、風邪や鼻炎のときは乗務を控えるのが基本なので 誤り
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 操縦教育証明 操縦教育一般 問33(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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