航空機の構造の種類について誤りはどれか。…
航空工学 第10問
航空機の構造の種類について誤りはどれか。
- (1)トラス構造は別名枠組構造と呼ばれ、トラスは棒、ビーム、ロッド、チューブ、ワイヤ等からなる固定骨組みを形成する部材の集合体である。
- (2)セミモノコック構造は外を覆っている構造外皮でねじれや剪断応力の大部分を受け持ち、前後方向のストリンガにて構造外皮の剛性を増して主に曲げ荷重を受け持つ。
- (3)モノコック構造はスキンのみで、前後や上下左右方向の部材が無い単なる金属のチューブ又はコーンである。
- (4)サンドイッチ構造は2枚の板状外皮の間に芯材をはさんだもので、外板材料と芯材には合成樹脂、金属等が用いられ、荷重は芯材が受けもっている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
サンドイッチ構造は、2枚の薄い板状の外皮(表板)の間に、ハニカムや発泡材などの軽い芯材をはさんで接着したものです。曲げの荷重(引張りと圧縮)は主に外側の表板が受け持ち、芯材は表板どうしの間隔を保って座屈を防ぎ、せん断の荷重を受け持ちます。「荷重は芯材が受けもっている」は誤りです。軽くて曲げに強いのが特長です。
【ほかの選択肢】
(1) トラス構造(枠組構造)は、棒・ビーム・ロッド・チューブ・ワイヤなどで固定の骨組みをつくり、荷重を受け持ちます 正しい
(2) セミモノコック構造は、外皮がねじれやせん断の大部分を受け持ち、前後方向のストリンガが外皮の剛性を高めて主に曲げを受け持ちます 正しい
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(3) モノコック構造は、外皮(スキン)だけで荷重を受け持つ構造で、補強の部材のない単純な金属の筒や円すいのような形とされます 正しい
【構造の比べ方】
トラス 骨組みが荷重を受け持つ(外皮は荷重を受けない)
モノコック 外皮だけで受け持つ(へこみや穴に弱い)
セミモノコック 外皮+ストリンガ・フレームで受け持つ(現在の主流)
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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