計器飛行方式で飛行しているときに通信機故障が発生した場合の飛行方法の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。…
航空通信 第5問
計器飛行方式で飛行しているときに通信機故障が発生した場合の飛行方法の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)有視界気象状態にある場合は、有視界気象状態を維持して飛行を継続し安全に着陸できると思われる最寄りの空港等に着陸し、かつ、その旨直ちに管制機関に対し到着を通報する。(b)計器気象状態の場合は承認された経路にしたがって、目的地上空(目的飛行場の上空又は計器進入方式の開始点としての特定の航空保安無線施設若しくはフィックスがある場合はその上空)まで飛行する。(c)承認されていた高度若しくは最低高度のいずれか高い高度及び指示されていた速度を維持して、国土交通大臣が定める時間まで飛行し、その後通報した飛行計画による高度及び速度を維持して飛行する。(d)管制圏、情報圏などの飛行場管制の管制下にある場合は、管制塔からの指向信号灯による指示に注意すること。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。(a)〜(c)は施行規則第206条のとおりで、正しいのが三つなので(d)が誤りです。
計器飛行方式の通信機故障の飛行方法は、航空法施行規則第206条に定められています。(a)正しい。有視界気象状態なら、それを維持して最寄りの空港等に着陸し、直ちに管制業務を行う機関に通報します(第1号)。(b)正しい。計器気象状態なら、承認を受けた航路で目的地の上空(進入の地点が指示されていればその上空)まで飛行します(第2号イ)。(c)正しい。故障前の指示による高度か最低の高度の高い方と、指示された速度を大臣が定める時間まで維持し、その後は飛行計画の高度と速度で飛びます(第2号ロ)。(d)誤り。管制塔が飛行場管制を行うのは管制圏で、情報圏は管制業務の空域ではないので、「情報圏などの飛行場管制の管制下」とする点が誤りと考えられます。
【覚え方】
VMCなら最寄りに着陸、IMCなら承認された航路で目的地上空へ。トランスポンダーは7600です。
出典:令和元年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空通信 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「航空通信」のほかの問題
- 令和3年3月期 第5問捜索救難措置基準の説明(a)~(d)のうち、「警戒の段階」に該当するものはいくつあるか。
- 令和3年11月期 第3問航空機用救命無線機(ELT)について誤りはどれか。
- 令和4年5月期 第13問滑走路状態コードとブレーキングアクションの相関に使用する用語の意味(a)~(d)のうち、
- 令和5年7月期 第3問捜索救難の措置基準「警戒の段階」について正しいものはどれか。
- 令和元年5月期 第4問計器飛行方式で飛行しているときに通信機故障が発生した場合の飛行方法の説明(a)~(d)の
- 令和2年3月期 第6問地上捜索隊の使用する対空目視信号の記号で「LLL」の意味するものはどれか。
スポンサーリンク

