タービン・エンジンの推力に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学 第11問

タービン・エンジンの推力に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)航空機の飛行中にエンジンが実際に航空機を推進するスラストを、エンジンが発生する総スラストに対して正味スラストという。(b)ターボファン・エンジンではファン空気流量と一次空気流量との重量比をバイパス比という。(c)コンプレッサ入口全圧に対するタービン出口全圧の比をエンジン圧力比(EPR)という。(d)高バイパス比ターボファン・エンジンは、ダクト付固定ピッチ・プロペラに近いと考えられ、ファン回転数(N1)は推力によく比例している。

正答 (4)
正答は (4)。正味スラスト・バイパス比・EPR・N1と推力の関係は、どれも正しい説明なので4つです。 (a)正しい。総スラストから、吸い込む空気の運動量によるラム抗力を引いたものが、実際に機体を進める正味スラストです。(b)正しい。バイパス比は、コアの外を流れるファン空気と、コアを通る一次空気の重量流量の比です。(c)正しい。EPRは、タービン出口の全圧をコンプレッサ入口の全圧で割った比で、推力の目安に使います。(d)正しい。高バイパス比のターボファンは推力の大部分をファンがつくるので、ダクト付きの固定ピッチ・プロペラに近く、N1が推力によく比例します。 【見分け方】 推力の設定には、EPRを使う機種とN1を使う機種があります。どちらもこの性質に基づいています。

出典:令和2年9月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問11(国土交通省 公表)出典元ページ

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