総重量115,000lbs、重心位置が基準線後方470inchにある飛行機で、前方貨物室(基準線後方150inch)に3…
航空工学 第20問
総重量115,000lbs、重心位置が基準線後方470inchにある飛行機で、前方貨物室(基準線後方150inch)に3,750lbsの追加搭載をすることになった。重心位置を移動させないためにA区域(基準線後方200inch)の乗客を、B区域(基準線後方400inch)とC区域(基準線後方600inch)へ移動させるときの人数を求めよ。ただし、乗客一人の重量は150lbsとする。
- (1)B区域へ15名、C区域へ10名の移動
- (2)B区域へ7名、C区域へ18名の移動
- (3)B区域へ10名、C区域へ15名の移動
- (4)B区域へ12名、C区域へ9名の移動
正答 (3)
正答は (3)。B区域へ10名、C区域へ15名の移動です。
重心位置を変えないには、追加した貨物によるモーメントの変化を、乗客の移動によるモーメントで打ち消します。
【貨物の追加によるモーメントの変化】
重心位置470inchを基準にすると3,750lb ×(150 − 470)= 3,750 × (−320)
= −1,200,000 in·lb(機首側へ)
【乗客の移動で打ち消す量】
1人をA(200)→B(400) 150 × 200 = 30,000 in·lb
1人をA(200)→C(600) 150 × 400 = 60,000 in·lb
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B へ x 名、C へ y 名とすると30,000x + 60,000y = 1,200,000 → x + 2y = 40
【選択肢を当てはめる】
(1) 15 + 2 × 10 = 35 誤り
(2) 7 + 2 × 18 = 43 誤り
(3) 10 + 2 × 15 = 40 正しい
(4) 12 + 2 × 9 = 30 誤り
乗客の移動では総重量は変わらないので、新しい総重量(118,750lb)を使わずに、モーメントの釣り合いだけで解けます。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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