夜間視力について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
空中航法 第13問
夜間視力について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)暗所から明所に移った時の順応、即ち明順応は数分間で行われるが、明所から暗所に移る時の暗順応は20~30分かかる。(b)夜間など光が少ない場合は、中心に分布する桿体細胞が働くため、目標物を視野の中心に持ってくることにより視認しやすくなる。(c)桿体細胞には光を吸収するロードプシンという物質があり、この物質を体内で生成するにはビタミンAが必要で、ビタミンAが欠乏すると夜盲症になる。(d)操縦室内の照明は赤色光で夜間視力を温存できるとされていたが、近年の研究で輝度が同じ白色光であっても赤色光と同程度に夜間視力を温存できるとわかってきた。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つで、桿体細胞は網膜の周辺に多く、夜間は目標を視野の中心から少しずらして見るので(b)は誤りです。
(a)正しい。明順応は数分で済みますが、暗順応には20〜30分かかります。(b)誤り。暗い所で働く桿体細胞は網膜の周辺部に多く、中心(中心窩)は錐体細胞が占めます。夜間は目標から10°ほど視線を外して見ると見えやすくなります。(c)正しい。桿体細胞のロドプシンの生成にはビタミンAが要り、不足すると夜盲症になります。(d)誤り。赤色光は桿体細胞を刺激しにくいので、暗順応を保つのに役立つとされます。同じ輝度の白色光でも同程度に保てるとするのは誤りです。
【覚え方】
夜は「周辺視で見る」。暗順応は30分かかり、明るい光を一度見るとやり直しです。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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