油圧アクチュエータを用いる動力操縦装置に装備されている人工感覚装置(Artificial Feel System)の説明…

航空工学 第3問

油圧アクチュエータを用いる動力操縦装置に装備されている人工感覚装置(Artificial Feel System)の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)操縦装置を中立に保つ。(b)操縦者の要する力は、速度によって変化する。(c)操縦者が過大な操舵を行うことを防ぐ。(d)操縦者の操舵力を軽減する。

正答 (3)
正答は (3)。人工感覚装置は操舵の手応えを作る装置で、操舵力を「軽減する」のは油圧の動力の働きなので(d)が誤りです。 油圧の動力操縦装置では、舵面の空気力が操縦桿に返ってこないので、人工感覚装置でばねや動圧などを使って手応えを作ります。 (a)正しい。中立に戻す力を与え、操縦装置を中立に保ちます。(b)正しい。速度(動圧)に応じて必要な操舵力が変わるようにします。(c)正しい。手応えを与えることで、過大な操舵を防ぎます。(d)誤り。操舵力を軽くするのは油圧のアクチュエータで、人工感覚装置は逆に手応えを加えます。 正しいのは3つなので (3) です。 【見分け方】 人工感覚装置は「軽くする」ものではなく「重さを作る」ものです。

出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問3(国土交通省 公表)出典元ページ

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