次の記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学 第7問

次の記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)翼面積は同じで翼幅を2倍にした場合、アスペクト比は「4倍」になる。(b)重量3,000lb・翼面積15㎡の飛行機が、バンク角60度で定常水平旋回を行った場合の荷重倍数は「1.4」である。(c)水平定常飛行時の失速速度96ktの飛行機が、バンク角60度で定常水平旋回をしている。この時の失速速度は「136kt」である。(d)降下中に静圧孔が閉塞したときの高度計は実際より高く、速度計は実際より大きく指示する。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(c)(d)の3つです。バンク角60°の荷重倍数は1/cos60°=2.0で、1.4ではありません。 (a)正しい。アスペクト比=翼幅²÷翼面積なので、翼面積が同じで翼幅が2倍なら4倍です。(b)誤り。定常水平旋回の荷重倍数n=1/cosθ=1/0.5=2.0です。重量や翼面積にはよりません(1.4は45°のときの値です)。(c)正しい。旋回中の失速速度=96kt×√2.0≒96×1.414≒136ktです。(d)正しい。降下中に静圧孔がふさがると、静圧は詰まった時点の低い値のままです。高度計は実際より高く、速度計は実際より大きく示します。 【覚え方】 バンク60°で荷重2倍、失速速度は√2倍(約1.41倍)です。

出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問7(国土交通省 公表)出典元ページ

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