耐空性審査要領で与圧系統に装備しなければならない装備(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中か…

航空工学 第6問

耐空性審査要領で与圧系統に装備しなければならない装備(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)圧縮機が出すことのできる最大流量の場合に、正の圧力差をあらかじめ決められた値に自動的に制限する2個の減圧弁(b)構造を破壊するような負の圧力差になることを自動的に防ぐ安全弁(c)圧力差を急速に最大値まで加圧できる装置(d)所要の室内の圧力及び換気率を保持することができるように、吸入空気量若しくは排出空気量又はその両者を制御するための自動又は手動調整器

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(d)の三つです。 耐空性審査要領は、与圧室に装備する与圧装置として、正の圧力差を制限する減圧弁、負の圧力差を防ぐ安全弁、圧力差を急速に等しくする装置、室内の圧力と換気率を保つ調整器などを求めています(米国の FAR 25.841(b) と同じ趣旨です)。 (a)正しい。圧縮機が出せる最大の流量のときでも、正の圧力差をあらかじめ決めた値に自動的に制限する2個の減圧弁が必要です。(b)正しい。構造を壊すような負の圧力差(外の方が高い圧力)になることを自動的に防ぐ安全弁が必要です。(c)誤り。求められているのは、圧力差を急速に「等しくする(0にする)」ことができる装置です。急速に最大値まで加圧する装置ではありません。(d)正しい。所要の室内の圧力と換気率を保つため、吸入空気量・排出空気量又はその両方を制御する自動又は手動の調整器が必要です。 【覚え方】 与圧の安全装置は「上限(正圧の制限)」「下限(負圧の防止)」「抜く(急速に等しくする)」「保つ(調整器)」の四つです。

出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問6(国土交通省 公表)出典元ページ

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