北半球の対流圏上層に現れるジェット気流について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ…

航空気象 第13問

北半球の対流圏上層に現れるジェット気流について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)亜熱帯ジェット気流は、寒帯前線ジェット気流に比べて時間的・空間的に大きく変動する。(b)冬季の日本付近は、定常的に気圧の谷が存在し南北の温度傾度が大きく、ジェット気流が著しく強まりやすいところである。(c)気象衛星画像にみられるトランスバースライン(気流の方向にほぼ直角な走向で並ぶ波状の上層雲で構成される雲列)は、ジェット気流に沿って出現し強風軸の低緯度側に位置することが多い。(d)ジェット気流近傍では風の強い鉛直シヤーがあり、航空機運航の障害となる晴天乱気流がしばしば発生する。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)(d)の三つです。 (a)誤り。時間的・空間的に大きく変動するのは、寒帯前線ジェット気流の方です。亜熱帯ジェット気流は位置が比較的安定しています。(b)正しい。冬の日本付近は、上空に気圧の谷が定常的にあり、南北の温度傾度が大きく、二つのジェット気流が近づくこともあって、ジェット気流が非常に強くなりやすいところです。(c)正しい。トランスバースラインは、流れにほぼ直角に並ぶ波状の上層雲の列で、ジェット気流の強風軸の低緯度側に現れることが多く、乱気流の目安になります。(d)正しい。ジェット気流の近くは風の鉛直シアーが強く、晴天乱気流(CAT)がしばしば起こります。 【覚え方】 寒帯前線ジェット 高緯度側、変動が大きい 亜熱帯ジェット 低緯度側、比較的安定、冬に強い

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問13(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「航空気象」のほかの問題

  1. 令和元年7月期 第18問次の運航用飛行場予報(TAF)の説明で正しいものはどれか。(各設問の時間は24時間表記)
  2. 令和2年7月期 第1問大気の鉛直構成について、各圏を高さの低い順に並べたもので正しいものはどれか。
  3. 令和2年11月期 第6問熱力学的作用による気団の変質に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。
  4. 令和3年11月期 第6問日本付近の気団に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)
  5. 令和5年7月期 第6問山谷風について述べた次の文章の下線部(a)~(c)の正誤の組み合わせについて、下記の(1
  6. 令和元年5月期 第1問(水の)相変化に関する説明で誤りはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク