耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される動力装置の定義で誤りはどれか。…
航空工学 第6問
耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される動力装置の定義で誤りはどれか。
- (1)タービン発動機の「離陸出力」とは、各規定高度及び各規定大気温度において、離陸時に常用可能な発動機ロータ軸最大回転速度及び最高ガス温度で得られる静止状態における軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (2)タービン発動機の「離陸推力」とは、各規定高度及び各規定大気温度において、離陸時に常用可能な発動機ロータ軸最大回転速度及び最高ガス温度で得られる静止状態におけるジェット推力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (3)タービン発動機の「離陸出力」とは、海面上標準状態において、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (4)「緩速推力」とは、発動機の出力制御レバーを固定しうる最小推力位置に置いたときに得られるジェット推力をいう。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
記述 (3) の「海面上標準状態において、クランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力」は、ピストン発動機の「離陸出力」の定義です。タービン発動機の離陸出力は、(1) のとおり、各規定高度・各規定大気温度で、ロータ軸最大回転速度と最高ガス温度で得られる静止状態の軸出力です。
【ほかの選択肢】
(1) タービン発動機の「離陸出力」の定義です 正しい
(2) タービン発動機の「離陸推力」の定義です(軸出力ではなく
ジェット推力) 正しい
(4) 「緩速推力」は、出力制御レバーを固定できる最小推力の位置に
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置いたときのジェット推力です 正しい
【見分け方】
クランク軸・吸気圧力 → ピストン発動機の言葉
ロータ軸・ガス温度 → タービン発動機の言葉
「出力」は軸の出力(ターボプロップなど)、「推力」はジェットの推力です。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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