RJYY空港の予定到着時刻(ETA)に、最も近いのはどれか。…
空中航法 第16問
RJYY空港の予定到着時刻(ETA)に、最も近いのはどれか。
- (1)11時27分(日本時間)
- (2)11時29分(日本時間)
- (3)11時32分(日本時間)
- (4)11時35分(日本時間)
正答 (4)
正答は (4)。RJYYのETAは約11時35分です。
【巡航高度の決め方】
磁針路(TC+西偏差)はどの区間も213°〜345°で、180°以上360°未満です。計器飛行方式の巡航高度は1,000ftの偶数倍になります(航空法施行規則第177条)。上昇の表は25,000ftまでありますが、巡航の表は22,000ftまでで、22,000ftには重量85,000lb未満の欄しかありません。22,000ftまで上昇すると重量は91,000−4,260=86,740lbで使えないため、20,000ftで巡航します。
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【区間ごとの計算】(GSは風力三角形で計算)
上昇 TAS236kt GS239kt 22分 3,650lb 87.8nm
A→B残り 22.2nm GS316kt 4.2分 253lb
B→C 70nm GS254kt 16.6分 991lb
C→D 130nm 29.7分 1,801lb
(重量が85,000lbを切るまではTAS317kt・3,720lb/h、その後はTAS312kt・3,500lb/h)
D→E 220nm GS282kt 46.9分 2,735lb
E→F 75nm GS361kt 12.5分 767lb
F→TOD 56.4nm GS328kt 10.3分 636lb
降下 13分 630lb
所要時間 22+4.2+16.6+29.7+46.9+12.5+10.3+13
≒155分(2時間35分)
ETA 9時00分+2時間35分=11時35分
【STEP UPをしない理由】
重量が85,000lbを切った後は22,000ftへSTEP UPできますが、燃料が2,000ft分で500lb加わります。巡航の燃料流量の差は、STDで20lb/h、+10で170lb/hしかなく、降下の燃料も25lb増えるので、取り戻せません。重量が85,000lbを切った直後にSTEP UPしても、到着時の消費は約250lb多くなり、遅く上がるほど差は大きくなるので、STEP UPは行いません。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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