呼吸器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…
人体の働きと医薬品 第24問
呼吸器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 咽頭の後壁には扁桃があり、粘膜表面は平らである。b 喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」である。c 鼻腔の内壁には粘液分泌腺が多く分布し、鼻汁を分泌する。鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。d 肺の内部は気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造となっており、その球状の袋部分を間質という。
- (1)(a,b)
- (2)(a,c)
- (3)(a,d)
- (4)(b,c)
- (5)(b,d)
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(c)の2つです。
【(a)が誤り ―― 扁桃の表面は平らではありません】
咽頭の後壁には扁桃があり、粘膜表面は凸凹しています。扁桃はリンパ組織が集まってできた組織で、気道に侵入してくる細菌やウイルスに対する免疫反応を行います。表面が凸凹しているのは、表面積を広げて異物を捕らえるためだと考えると理屈として覚えられます。
【(b)正しい ―― 喉頭とのどぼとけ】
喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」です。喉頭の上部にある声帯で声が作られる点も押さえてください。
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【(c)正しい ―― 鼻汁とリゾチーム】
鼻腔の内壁には粘液分泌腺が多く分布し、鼻汁を分泌します。鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっています。リゾチームは細菌の細胞壁を分解する酵素で、唾液や涙液にも含まれています。三つまとめて覚えてください。
【(d)が誤り ―― 球状の袋は「肺胞」です】
肺の内部は気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造となっていますが、その球状の袋部分は肺胞といいます。「間質」は、肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織のことです。
肺胞 …… 酸素と二酸化炭素のガス交換が行われる場所
間質 …… 肺胞の周囲にある結合組織。ここが炎症を起こすと間質性肺炎
間質性肺炎は医薬品の重大な副作用としても出題されますので、言葉の意味をここで正確にしておくと後が楽になります。
出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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