消化器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第23問

消化器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 膵液は弱アルカリ性であり、胃で酸性となった内容物を中和するのに重要である。b 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロール等を排出する役割がある。c 肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、ブドウ糖が重合してできた高分子多糖で、血糖値が下がったときなど、必要に応じてブドウ糖に分解されて血液中に放出される。d 肛門周囲は肛門括約筋で囲まれており、排便を意識的に調節することができない。

正答 (4)
正答は (4)。(a)(b)(c)が正しく、(d)が誤りです。 【(a)正しい ―― 膵液は弱アルカリ性】 膵液は弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和するのに重要な働きをします。膵臓は消化液を分泌する外分泌腺であると同時に、血糖値を調節するホルモンを分泌する内分泌腺でもあります。 インスリン …… 血糖値を下げる グルカゴン …… 血糖値を上げる 膵液に含まれる消化酵素も頻出です。トリプシノーゲン(タンパク質)、膵液アミラーゼ(炭水化物)、リパーゼ(脂質)と、三大栄養素すべてに対応している点が特徴です。
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【(b)正しい ―― 胆汁は排出路でもあります】 胆汁には、脂質の消化を助ける胆汁酸塩のほか、古くなった赤血球や過剰のコレステロール等を排出する役割があります。ビリルビン(胆汁色素)は赤血球中のヘモグロビンが分解されたもので、腸管内の細菌によって代謝されて糞便を茶褐色にします。 【(c)正しい ―― グリコーゲンの役割】 肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、ブドウ糖が重合してできた高分子多糖で、血糖値が下がったときなど必要に応じてブドウ糖に分解されて血液中に放出されます。「肝臓は糖の貯金箱」と考えると覚えやすくなります。 【(d)が誤り ―― 排便は意識的に調節できます】 肛門周囲は肛門括約筋で囲まれていますが、外肛門括約筋は随意筋ですので、排便を意識的に調節することができます。意識的に調節できないのは、胃や腸の蠕動運動のような平滑筋による動きのほうです。

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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