心臓及び血管系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第25問

心臓及び血管系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 心臓は、心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器で、胸骨の後方に位置する。b 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、肺でガス交換が行われた血液を全身に送り出す。c 静脈は皮膚表面近くを通っている部分が多く、皮膚の上から透けて見える。静脈にかかる圧力は比較的低いため、血管壁は動脈よりも薄い。d 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって膵臓に入る。

正答 (1)
正答は (1)。(a)(c)が正しく、(b)(d)が誤りです。 【(a)正しい ―― 心臓の位置と大きさ】 心臓は心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器で、胸骨の後方に位置します。 【(b)が誤り ―― 右と左が逆です】 肺でガス交換が行われた血液を全身に送り出すのは、心臓の左側部分(左心房、左心室)です。右側部分(右心房、右心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出します。血液の流れを一巡させて覚えると間違えません。 全身 → 右心房 → 右心室 → 肺 …… 肺循環。ここで酸素を受け取る
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肺 → 左心房 → 左心室 → 全身 …… 体循環。ここで全身へ酸素を配る 左心室は全身に血液を送り出すため、心臓の中で最も心筋が厚くなっています。 【(c)正しい ―― 静脈の特徴】 静脈は皮膚表面近くを通っている部分が多く、皮膚の上から透けて見えます。静脈にかかる圧力は比較的低いため、血管壁は動脈よりも薄くなっています。また、四肢を通る静脈には弁があり、血液の逆流を防いでいます。 【(d)が誤り ―― 門脈が入るのは肝臓です】 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入ります。「膵臓」としているのが誤りです。この流れがあるからこそ、内服薬の有効成分はまず肝臓で代謝を受けます。第2章の「肝初回通過効果」の話に直結する重要な知識です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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