医薬品の不適正な使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第6問

医薬品の不適正な使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 一般用医薬品には習慣性・依存性がある成分を含んでいるものがある。b 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分であり、特別な注意は必要ない。c 医薬品の販売等に従事する専門家は、必要以上に大量購入や頻回購入を試みる者等に、積極的に事情を尋ね、状況によっては販売を差し控えるなどの対応をすることが望ましい。d 薬物依存は、医薬品を乱用した場合に生じることがあり、連続的、あるいは周期的に摂取することへの欲求を常に伴っている行動等に特徴づけられる精神的・身体的な状態のことをいう。

正答 (3)
正答は (3)。(a)(c)(d)が正しく、(b)が誤りです。 【(a)正しい ―― 習慣性・依存性のある成分】 一般用医薬品にも、習慣性・依存性がある成分を含んでいるものがあります。 コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩 …… 鎮咳成分 ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素 …… 鎮静成分 プソイドエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩 …… アドレナリン作動成分 カフェイン …… 反復摂取により依存を形成する このうち、コデイン(鎮咳去痰薬に限る)、ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る)、ブロモバレリル尿素、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち内用液剤に限る)等を含む製品が濫用等のおそれのある医薬品として指定されている点も併せて押さえてください(アリルイソプロピルアセチル尿素やカフェインは指定されていません)。
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【(b)が誤り ―― 青少年には特に注意が必要です】 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から医薬品を興味本位で乱用することがあります。そのため、特別な注意が必要です。「認識や理解が十分であり、特別な注意は必要ない」という記述は明確な誤りです。 【(c)正しい ―― 販売時の対応】 医薬品の販売等に従事する専門家は、必要以上に大量購入や頻回購入を試みる者等に対して、積極的に事情を尋ね、状況によっては販売を差し控えるなどの対応をすることが望ましいとされています。「購入者が求めるから売る」のではなく、適正な使用が見込めるかを確認するのが専門家の役割です。 【(d)正しい ―― 薬物依存の定義】 薬物依存とは、ある薬物の精神的な作用を体験するために、その薬物を連続的、あるいは周期的に摂取することへの欲求を常に伴っている行動等によって特徴づけられる精神的・身体的な状態をいいます。そして、一度薬物依存が形成されると、そこから離脱することは容易ではありません。この「離脱が容易ではない」という点も頻出です。 【適正使用を促すために】 医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等の理解力や医薬品を使用する状況等に即して、購入者等が適切に医薬品を選択し、適正に使用するよう働きかけていくことが重要です。

出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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