セルフメディケーションに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問

セルフメディケーションに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a セルフメディケーションの主役は一般の生活者である。b 近年、専門家によるアドバイスなしで、身近にある一般用医薬品を利用する「セルフメディケーション」の考え方がみられるようになってきている。c 世界保健機関(WHO)によれば、セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされている。

正答 (1)
正答は (1)。(a)(c)が正しく、(b)が誤りです。 【(a)正しい ―― 主役は一般の生活者】 セルフメディケーションの主役は一般の生活者です。医薬品の販売等に従事する専門家は、その主役を支援する立場にあります。一般用医薬品の定義が「需要者の選択により使用されることが目的とされているもの」となっているのも、同じ考え方によります。 【(b)が誤り ―― 専門家の関与が前提です】 セルフメディケーションは、専門家によるアドバイスのもとで、身近にある一般用医薬品を利用して自分自身の健康を管理するという考え方です。「専門家によるアドバイスなしで」という部分が誤りです。一般用医薬品の販売には薬剤師または登録販売者の関与が求められており、情報提供を抜きにして成り立つ仕組みではありません。
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【(c)正しい ―― 世界保健機関の定義】 世界保健機関によれば、セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされています。「軽度な」という限定がある点が重要です。 【専門家に期待される支援】 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していくことが期待されています。そして、その支援は必ずしも医薬品の販売に結び付けるべきものではありません。症状によっては、医薬品を使用せず、生活習慣の改善や医療機関の受診を勧めることが適切な支援になります。 【セルフメディケーション税制】 条件を満たした場合に、スイッチ直後品目等(セルフメディケーション税制対象医薬品)の購入費用について所得控除を受けられる制度があります。この制度の利用には、健康の保持増進および疾病の予防への取組みとして、一定の取組み(特定健康診査、予防接種、定期健康診断、がん検診等)を行っていることが要件とされています。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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