アレルギー(過敏反応)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第11問

アレルギー(過敏反応)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合もある。b 通常の免疫反応の場合、炎症やそれに伴って発生する発熱等は、人体にとって有害なものを体内から排除するための必要な過程である。c 医薬品にアレルギーを起こしたことがない人は、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合でもアレルギーを起こすことはない。d アレルゲンとなり得る添加物として、黄色4号(タートラジン)、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等)等が知られている。

正答 (3)
正答は (3)。(a)(b)(d)が正しく、(c)が誤りです。 【(a)正しい ―― 原材料に由来するアレルギー】 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合があります。 リゾチーム塩酸塩 …… 鶏卵(卵白)由来。 鶏卵アレルギーの人は使用不可 タンニン酸アルブミン …… 乳製品(カゼイン)由来。 牛乳アレルギーの人は使用不可 カゼイン …… 添加物として配合されることがある ゼラチン …… カプセルの原材料。ブタ等に由来する
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【(b)正しい ―― 免疫反応としての炎症】 通常の免疫反応の場合、炎症やそれに伴って発生する発熱等は、人体にとって有害なものを体内から排除するための必要な過程です。アレルギーは、この免疫機構が過敏に反応して、好ましくない症状を引き起こすものです。免疫そのものが悪いのではなく、その働き方が過剰であることが問題になります。 【(c)が誤り ―― 体調によって起こります】 医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、思わぬアレルギーを生じることがあります。「起こすことはない」という全否定が誤りです。また、アレルギーには体質的・遺伝的な要素もあり、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には注意が必要です。 【(d)正しい ―― 添加物によるアレルギー】 アレルゲンとなり得る添加物として、次のものが知られています。 黄色4号(タートラジン) …… 着色料 亜硫酸塩 …… 亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等 カゼイン …… 乳製品由来のたんぱく質 基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質となり得るという点が重要です。 【アレルギー症状の現れ方】 アレルギーにより体の各部位に生じる炎症等の反応をアレルギー症状といい、流涙や眼の痒み等の結膜炎症状、鼻汁やくしゃみ等の鼻炎症状、蕁麻疹や湿疹、かぶれ等の皮膚症状、血管性浮腫のようなやや広い範囲にわたる腫れ等を生じることが多いとされています。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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