止瀉薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第73問
止瀉薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ベルベリン塩化物は、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。
- (2)ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食あたりや水あたりによる下痢については適用対象ではない。
- (3)ゴバイシは、過剰な腸管の(蠕動)運動を正常化し、あわせて水分や電解質の分泌も抑える止瀉作用がある。
- (4)次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分については、海外において長期連用した場合に精神神経症状が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。
正答 (3)
正答は (3)。誤っているのはこれです。
【(3) 誤り ―― これは木クレオソートの説明です】
「過剰な腸管の(蠕動)運動を正常化し、あわせて水分や電解質の分泌も抑える止瀉作用がある」とされるのは、生薬成分の木クレオソートです。ゴバイシは、タンニン酸やその類似の物質を含む生薬成分で、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより腸粘膜を保護する目的で用いられます。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリンは腸内殺菌成分で、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられます。
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(2) 正しい。ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食あたりや水あたりによる下痢については適用対象でありません。
(4) 正しい。ビスマスを含む成分は、海外において長期連用した場合に精神神経症状が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされています。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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