婦人薬の漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第84問

婦人薬の漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされる。b 四物湯は、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れにくく、適すとされる。c 温清飲は、体力中等度で、皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされる。d 桃核承気湯は、体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りに適すとされる。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(c)です。 【(a)正しい】 柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされます。まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られています。 【(b)誤り ―― 副作用が現れやすく、不向きとされます】 四物湯は、体力虚弱で、冷え症で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの月経不順などに適すとされますが、体の虚弱な人、胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされます。
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【(c)正しい】 温清飲は、体力中等度で、皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされます。胃腸が弱く下痢しやすい人では不向きとされ、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることが知られています。 【(d)誤り ―― これは「当帰芍薬散」の説明です】 「体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく…」は当帰芍薬散の表現です。桃核承気湯は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてダイオウを含みます。

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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