精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第75問

精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 医薬品の副作用によって生じる精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用等の不適正な使用がなされた場合に限らず、通常の用法・用量でも発生することがある。b 無菌性髄膜炎は、多くの場合、発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れる。c 無菌性髄膜炎は、過去に軽度の症状を経験した人であれば、再度、同じ医薬品を使用しても再発することはない。d 医薬品の副作用によって中枢神経系が影響を受け、物事に集中できない、落ち着きがなくなる等のほか、不眠、不安、震え(振戦)、興奮、眠気、うつ等の精神神経症状を生じることがある。

正答 (3)
正答は (3)。(a)(b)(d)が正しく、(c)が誤りです。 【(a)正しい ―― 通常の用法・用量でも起こります】 医薬品の副作用によって生じる精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限らず、通常の用法・用量でも発生することがあります。 【(b)正しい ―― 無菌性髄膜炎の症状】 無菌性髄膜炎は、髄膜炎のうち、髄液に細菌が検出されないものです。医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高いとされています。多くの場合、発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れます。
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【(c)が誤り ―― 再発し、急激に進行することがあります】 過去に軽度の症状を経験した人の場合、再度、同じ医薬品を使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合があります。「再発することはない」が誤りです。早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどです。 【(d)正しい ―― 中枢神経系への影響】 医薬品の副作用によって中枢神経系が影響を受け、物事に集中できない、落ち着きがなくなる等のほか、不眠、不安、震え(振戦)、興奮、眠気、うつ等の精神神経症状を生じることがあります。眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転操作に従事しないよう十分注意することが必要です。

出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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