次の記述は、医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第77問

次の記述は、医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。a 気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。b 症状は、かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすく、鑑別が容易である。c 症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症に移行することがある。d 息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるが、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識されるようになる。

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(c)と(d)です。 【(a)が誤り ―― これは通常の肺炎の説明です】 気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものは、通常の肺炎です。間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものです。間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態となります。 【(b)が誤り ―― かぜなどとの区別は難しいことがあります】 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあり、細心の注意を払ってそれらとの鑑別が行われているとされています。「区別がつきやすく、鑑別が容易」が誤りです。
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【(c)正しい ―― 悪化すると肺線維症へ】 症状が一過性に現れ、自然と回復することもありますが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがあります。必要な検査を迅速に行うため、症状が現れたら直ちに原因と考えられる医薬品の使用を中止して、速やかに医師の診療を受ける必要があります。 【(d)正しい ―― 息切れの現れ方】 息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるものの、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識されるようになります。 【間質性肺炎の特徴】  医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多い  息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状

出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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