角質軟化薬及び肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第50問
角質軟化薬及び肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、オリブ油(モクセイ科の Olea europaea Linné の果実を圧搾して得た脂肪油)が用いられる。
- (2)サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
- (3)イオウは、頭皮の落屑(ふけ)を抑える効果を期待して、毛髪用医薬品に配合されている場合がある。
- (4)角質軟化薬のうち、いぼに用いる製品については、医薬部外品として認められているものもある。
正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。
【(1) 正しい ―― オリブ油は保湿成分】
角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、グリセリン、尿素、白色ワセリン、オリブ油(モクセイ科のOlea europaea Linnéの果実を圧搾して得た脂肪油)、ヘパリン類似物質等が用いられます。
【ほかの選択肢】
(2) 誤り。皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより角質軟化作用を示すのは、イオウです。サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示します。
(3) 誤り。頭皮の落屑(ふけ)を抑える効果を期待して毛髪用薬に配合されている場合があるのは、サリチル酸です。イオウは、角質軟化作用のほか抗菌、抗真菌作用も期待され、にきび用薬等に配合されている場合があります。
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(4) 誤り。角質軟化薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品については、医薬部外品(うおのめ・たこ用剤)として製造販売されていますが、いぼに用いる製品については、医薬品としてのみ認められています。ただし、いぼの原因となるウイルスに対する抑制作用はありません。
【見分け方】
サリチル酸は「溶解」、イオウは「ケラチンを変質」と、軟化の仕組みの言葉で区別しましょう。
出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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