全身的に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第77問
全身的に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種であるが、発症後の病態の進行は比較的緩やかである。
- (2)皮膚粘膜眼症候群は、発症する可能性のある医薬品は限られるため、発症の予測は容易である。
- (3)中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。
- (4)偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われることによって生じる病態である。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
【(3) 正しい ―― TENとSJS】
中毒性表皮壊死融解症(TEN)は、38℃以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態です。症例の多くが皮膚粘膜眼症候群(SJS)の進展型とみられます。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種で、発症後の進行が非常に速やかな(通常、2時間以内に急変する)ことが特徴です。直ちに救急救命処置が可能な医療機関を受診する必要があります。
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(2) 誤り。皮膚粘膜眼症候群は、発症機序の詳細は不明であり、また、発症の可能性がある医薬品の種類も多いため、発症の予測は極めて困難です。
(4) 誤り。偽アルドステロン症は、体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態です。副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれています。記述はナトリウムとカリウムが逆になっています。
出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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