次の記述は、呼吸器系に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。…

人体の働きと医薬品 第80問

次の記述は、呼吸器系に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。a 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。b 間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多い。c 間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。d 喘息は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解しない。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a、c)です。 【a 正しい ―― 間質性肺炎とは】 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものです。間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態となります。 【b 誤り ―― 「1~2週間程度」で起きることが多い】 間質性肺炎は、一般的に、医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多いとされています。「1~2時間程度」は誤りです。
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【c 正しい ―― 肺線維症への移行】 症状が一過性に現れ、自然と回復することもありますが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがあります。息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈しますが、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあります。 【d 誤り ―― 有効成分が消失すれば寛解する】 医薬品による喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解します。軽症例は半日程度で回復しますが、重症例は24時間以上持続し、窒息による意識消失から死に至る危険もあります。

出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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